梵人譚 bonjintan 中部西日本ツアー 2016 @静岡フリーキーショウ
18時半オープン/19時スタート 前売り3500円/当日4000円(1ドリンク別途)
出演者: 坂田明 (altsax, clarinet, voice) Jim O'Rourke (bass) Giovanni Di Domenico (piano) 山本達久 (drums)
DJ : Ishikawa
坂田 明 (ミュージシャン/東京薬科大学生命科学部客員教授、広島大学大学院生物圏科学研究科客員教授) 1945年、広島県呉市出身、広島大学水産学科卒業。72年〜79年山下洋輔トリオに参加、メールス、ベルリン、モントルー、ニューポート・ジャズフェス等に出演。80年より「Wha ha ha」「SAKATA TRIO」結成してヨ−ロッパツア−,「SAKATA ORCHESTRA」でベルリン・ジャズフェスティバルに出演。以後「MITOCHONDRIA」など様々なグル−プの結成、解体。96年ビル・ラズウェルと「ミジンコ空艇楽団」で中央アジアツアー等のプロジェクト。近年はジム・オルークとの共同プロジェクトを多数展開。「坂田明&ちかもらち」(ダーリン・グレイ、クリス・コルサーノ)ではアメリカ、ヨーロッパをツアー。2011年ソロCD「平家物語」をリリース、2012年、ノイズパンクバンド非常階段とCDを2枚制作、2013年liveDVD「平家物語」をジム・オルークとのプロジェクトでリリース。同7月ノルウェー、モルデ・ジャズフェスティバルに出演を機に「ARASHItrio」(ヨハン・バトリング:Bass,ポール・ニルセン‐ラブ:drums)を結成、2015,2 016ヨーロッパと日本をツアー中、CD,LPを2枚オーストリアのトロスト・レーベルで制作ほかCD、LP多数。 近著は「私説ミジンコ大全」CD「海」付(晶文社)。http://www.akira-sakata.com
Giovanni Di Domenico
1977年ローマに生まれ、土木技師であった父に伴い、幼少期をリビア、カメルーン、アルジェリアで過ごす。その時の遠い記憶が影響を与えつつ、 オランダのデン・ハーグ音楽院で古楽を学び、一通りのピアノ・テクニックを収得。非西洋音楽のみならず、クラシック、フリー・ジャズ、ポップ・ ミュージックにおけるリズム・和 声・音色の研究に取り組み、これらの更なる追求に貪欲に勤しむ。Arve Henriksen、坂田明やJim O’Rourkeなどを始めとして様々なジャンル(モダンジャズ、即興、エクスペリメンタルポップ)の音楽に関わり、自身のレーベル “Silent Water” ではエレクトロニック、あるいは分類不可能な作品をリリースしている。ベルギー・ブ リュッセル在住。 http://giovannididomenico.com/bio/
Jim O'Rourke
1969年シカゴ生まれ。Derek Baileyの音楽と出会い、13才のジム少年はロンドンにBaileyを訪ねる。ギターの即興演奏に開眼し実験的要素の強い作品を発表、John Faheyの作品をプロデュースする一方でGastr Del SolやLoose Furなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに参加、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立する。一方で、小杉武久と共に Merce Cunningham舞踏団の音楽を担当、Tony Conrad、Arnold Dreyblatt、Christian Wolffなどの作曲家との仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。1998年超現代的アメリカーナの系譜から『Bad Timing』、1999年、フォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『Eureka』を発表、大きく注目される。1999年から2005年にかけてSonic Youthのメンバー、音楽監督として活動し、広範な支持を得る。2004年には、Wilcoの『A Ghost Is Born』のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞、現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエーターとして高く評価され、ヨーロッパでも数々のアーティストをプロデュースする。また、日本文化への造詣が深く、近年は東京に活動拠点を置く。日本でのプロデュース・ワークとしては、くるり、カヒミ・カリィ、石橋英子など多数。坂田明、大友良英、山本精一、ボアダムスなどとの共同作業や、武満徹作品『コロナ東京リアリゼーション』(2006)など現代音楽に至る多彩な作品をリリースしている。映像作家とのコラボレーションとしてWerner Herzog、Olivier Assayas、青山真治、若松考二などの監督作品のサウンドトラックを担当。ジム自身も映画監督として活動しており、彼の作品は、2004年と2006年にはホイットニー・ビエンナーレ、2005年にはロッテルダム映画祭で「重要作品」として上映されている。ソロとしての最近作『The Visitor』(2009)は『Bad Timing』の現代版と言える密室的ワンマン・アルバムの極致と言える。新しい「知」の探求者としてオルタナティヴ、ポストロック、エクスペリメンタル・ポップ、映画音楽、フリー・ミュージック、ジャズ、アメリカーナ、現代音楽など様々なジャンルの極北を切り開く越境的活動を行ない「現代東京カルチャー」の先導者となりつつある。
山本達久
1982年10月25日生。drummer。 2007年まで地元山口県防府市bar印度洋を拠点に、様々な音楽活動と並行して様々なイベントのオーガナイズをするなど精力的に活動し、基本となる音楽観、人生観などの礎を築く。 現在では、ソロや即興演奏を軸に、Jim O'Rourke/石橋英子/須藤俊明との様々な活動をはじめ、オハナミ、カフカ鼾、石橋英子ともう死んだ人たち、前野健太とソープランダーズ、坂田明4、NATSUMEN、石原洋withFRIENDSなどのバンド活動多数。ex.芸害。 青葉市子、UA、カヒミ・カリィ、木村カエラ、柴田聡子、七尾旅人、長谷川健一、phew、ヤマジカズヒデ、山本精一、Gofishなど歌手の録音、ライブサポート多数。 演劇の生伴奏・音楽担当として、SWANNY、マームとジプシーなど、主に都内を中心に活動。 2011年、ロンドンのバービカンセンターにソロパフォーマンスとして招聘されるなど、海外公演、録音物も多数。 |
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